NHK48 (makeshift)
〜読んだ本の一節をアットランダムに〜
神戸市立森林植物園
昭和15(1940)年創立。約143ha。我国最大の面積を持つ植物園。
4〜5月の日本産のしゃくなげ類の花期は、その美しさは筆舌に尽くしがたい。
6〜7月は約30種5万株が咲くアジサイ園で“シチダンカ”が咲く。シーボルトが『フローラ・ヤポニカ』で発表したものの、国内のどこにも見つからなかった幻の花。これが六甲山中で確認され、その清楚な青紫の色と形は神秘的な星の輝きに似て、人々を魅了してやまない。
写真を撮る瞬間は、作者がなんらかのシャッターチャンスを感じている瞬間です。このとき、ひとつのシャッターチャンスだけでは、写真は説明的であって、目を引く写真にはなりません。例えば、飛行機がちょうどいい所に来たから、シャッターを切っただけでは飛行機を説明する写真にしかなりません。しかし、飛行機の向こうに雄大な雲があれば、飛行の浮遊感や旅を匂わせる写真へと変わります。
つまり、一つの画面に複数のシャッターチャンスを同時に取り込むことによって目につく作品になると同時に、作者の意図が写真を見る者にとても理解し易くなってくるのです。「ふたつのシャッターチャンスが出会うとき」を意識してみて下さい。写真がとっても変わりますよ!
過去・現在・未来を一直線上においてのみ考えることは正しくない。過去は現在あっても過去であり、未来もまた現在あっての未来である。過去も未来も、本来は現在の中にふくまれているものであり、人々の日々のいとなみの中に、既に未来は存在している。
未来を考えるのはいいけれども、未来というものは、実際にはないんであくまでも現在であり、たとえ過去といっても現在の時点から眺めかえす過去だから、この過去・現在・未来というものは、中間に回転するものだというふうに考えている。
代用の生きがいにうつつをぬかして、自分をごまかしてしまうのは空しい。なま身をぶち込み、賭けるのが、人生レースの本当のルールなのだ。
自分自身が本当に充実していたら、あんな空虚なリアリズムにうつつをぬかしてはいられない。自分の生活自体がいい加減だから、幻影にひかれるのだ。
未来のイメージがないのだから、いまあるものに固執するのは当り前だ。だから未来像を目の前に作り上げて見せることが先決問題なのである。
伝統とは過去ではない。瞬間、瞬間に現在の自分を通じて創り上げてゆくものである。
写真を撮る瞬間は、作者が何らかのシャッターチャンスを感じている瞬間です。この時、ひとつのシャッターチャンスだけでは写真は説明的であって、目を引く写真にはなりえません。例えば、飛行機が丁度いい所に来たから、シャッターを切っただけでは、飛行機を説明する写真にしかなりません。しかし、飛行機の向こうに雄大な雲があれば、飛行の浮遊感や旅を匂わせる写真へと変わります。
つまり、一つの画面に複数のシャッターチャンスを同時に取り込むことによって、目につく作品になると同時に、作者の意図が写真を見る者にとても理解し易くなってくるのです。「ふたつのシャッターチャンスが出会うとき」を意識してみて下さい。写真がとっても変わりますよ!
過去、現在、未来を一直線上においてのみ考える事は正しくない。過去は現在あっての過去であり、未来もまた現在あっての未来である。過去も未来も、本来は現在の中に含まれているものであり、人々の日々の営みの中に、既に未来は存在している。
未来を考えるのはいいけれども、未来というものは実際にはないんであくまでも現在であり、例え過去といっても現在の時点から眺めかえす過去だから、この過去、現在、未来というものは、中間に回転するものだという風に考えている。
シンメトリー型 ― 威厳・神聖・伝統
内向・閉鎖
自信・保守・安定
シンメトリー崩し形 ― シンメトリーがベースなので落ち着きがあり穏やか。シンメトリーのイメージにC(カジュアル)が加わって優しさ・自然な感じが表れる。
囲いこみ型 ― S(内向・保守)とC(開放)の中間。強い内向性ではなく、自然さ・自由さのある少し開放された表情。安全・落ち着き。
衛星型 ― 中央の人物は重心をつくって落ち着きを表し、周辺の花は開放感を表し華やかになる。
流水型 ― 自然で自由な癒し
流れという一定の秩序がありながら自由な寄り道があって、最も自然で堅苦しくない。
C(自由・開放的)にS(安定・秩序・落ち着き)が加わって、自然な気持ちが表れる。
和の自然なテイストに似合う。
浮世絵の多くが流水型で描かれている。
構図の要素
1.版面率 ― 低くすると静かな情緒を表す。
大はあふれる開放感を表す。
2.情報量 ― 多は賑やかな活気を表す。
3.斜水性 ― 線を傾けると生き生きする。
斜線は激しいドラマを表す。
4.ジャンプ率 ― 低くすると優しく穏やかに。
(絵柄の大小差)
5.プロポーション ― 高めるとスタイリッシュに。
(縦と横の比率や水平線の高さ)
6.粗密対比 ― 対比させると緊張する。
7.曲直対比 ― 曲線の優しさが引き立つ。
8.鋭鈍対比 ― シャープに生き生きする。
9.痩肥性 ― 痩は繊細な拘り表す。
10.ひと気度 ― 低くすると静かな精神性が。
11.群化 ― 構図をすっきりさせる基本。
12.バランス ― 構図を安定させる基本技術。
13.アクセント ― 生き生き。軽快。爽やか。
(強調する事。小面積に限定します。ほんのわずかな量なので、画面全体のバランスは崩れず、全体が生き生きします。)
14.水平線の高さ ― 視線を下げると迫ってくる
高くすると客観的なイメージ
全体を写し取った風景写真は、綺麗ではあるが、印象には残らない。残らないという事は、主題の伝わらないピンボケ写真と同じである。
流行に惑わされちゃいけないんだ。惑わされちゃアーティストじゃない。それはマーケティングだよ。
僕はずっと奥まで明瞭で、豊かなディテールのある風景が好きだ。それは現実の見た目通りの世界ではなく、僕の心が見たいと願う世界だ。それを一つのカタチとして表す手法が、ハイコントラストで彩度の低い写真なのだ。暗く引き締まった空は奥行きを増し、現実と離れた違和感となって僕の心をとらえる。
紫外線カット 大気中のちりなどで紫外線が散乱していると、遠くの山などが見た目よりはっきり写らない事がある。UVフィルターをつける事で明瞭になる。色再現に影響はなく、露出量も下がらない。
Tomorrow lies ahead of us.
運に頼らない良い被写体に出会うためのヒント
・構想力 写真を撮る大前提。4W1Hを考える。
いつ、どこで、何を、なぜ、どのように。
・準備力 最高の条件で被写体に出会うために、被写体のベストコンディションを探し当てる。
・分析力 どこに惹かれたのか、よく考える。
感動を冷静に分析する「間」を持つ。
・観察力 良い副題を観察から発見する。
主題を引き立たせる副題(背景、前景、対比対象物)を見極める。
・想像力 肉眼と違う写真の描写を良く知って、表現に加味する。
画面の外はどうなっているのかという想像を鑑賞者に働かせる。
・構成力 実際の風景は定番構図法に当てはまるようにはできていない。感動、主題、副題をどのように組み合わせたら自分の伝えたい画面が出来上がるのかと考えるべき。
・対応力 現場の条件に応じて、撮影方法を柔軟に対応させる。写真は晴耕雨読ではなく、晴写雨撮。被写体のピークが外れていても、それはその被写体の別の顔、天気が希望通りでなくても、違う化粧をしていると考えればよい。
焼き込みや覆い焼きできめ細かくトーンを整えていこう。部分的に明るくしたり暗くしたりしながら、バランスよくコントラストを上げて色彩に深みを出す。こうした調整を加えていくと、調整前よりも高彩度になっているため、調整の最後に彩度を下げて仕上げるのがコツだ。
構図とかトリミングとか光がどうとかということは、誰かが教えるのではなく、自分が撮りたいものがはっきりしていればおのずと分かってくる。それよりもなぜ自分がその被写体を撮っているのか、そこを深めていかなければ上っ面だけの作品で終わってしまう。そうなってくるとそのモチーフや場所に対する知識も必要になってくる。その知識が写真の重みや広がりにも繋がってくる。
何も植えずに収穫を求めるのは傲慢だ。
下手でも自分の歌を歌え。
制作の過程で、他の写真家や先人が残した作品を見て、力のある写真には何が備わっていて、自分には何が欠けているだろうか、ということを真摯に見抜かなくてはいけない。
自分しか見てないことの愚かさ、学ぶということの大切さ。
負けてしまわないで、現実の不如意をすべて引き受け、のりこえ、それ以上の問題をつきつけてゆこう。
非力であろうがなかろうが、正面からぶつかり、自分が責任を負うのだ。
会議などは、無能な者のひまつぶしにすぎない。古来、会議でものになった事柄があるか。物を創りだすのは一人の頭脳さえあればいい。衆愚が百人あつまっても、「時間がつぶれ、湯茶の浪費(ついえ)になり、厠に無能者の小便がたまってゆくばかりのことだ」。
科学技術が鳴らす警笛の破壊的な音につつまれ、グローバリゼーションという新たな奴隷制度と貪欲な権力争いに侵略され、収益優先の重圧の下に崩壊する世界であっても、友情と愛情は存在する。
私にとってカメラはスケッチブックだ。直感と自発性が操る道具。
23.10.8
風景&ネイチャー 撮影の教科書
玄光社
23.10.8
free
高砂淳二
23. 9.23
Children of the Rainbow
高砂淳二
23. 9.17
カメラマガジン No.15
23. 9.17
構図の源泉 20
視覚デザイン研究所
23. 9.10
デジタルカメラマガジン 2011.7
23. 9. 1
デジタルカメラマガジン 2011.6
23. 8.29
ドキドキしちゃう 岡本太郎の“書”
小学館
23. 8. 6
巨匠に学ぶ 構図の基本 名画はなぜ名画なのか
視覚デザイン研究所
23. 8. 6
ゼロからはじめる建築知識 01木造住宅
関谷真一
23. 7.16
雲の上はいつも青空
ハービー・山口
23. 7. 9
ゼロからはじめる建築知識 01木造住宅
関谷真一
23. 7. 9
HOPE -空、青くなる-
ハービー・山口
23. 7. 9
デジタルカメラマガジン 2011.4
23. 7. 4
DINGLE
岡嶋和幸
23. 7. 3
家づくり 右も左もわからへん
池田泰弘
23. 7. 3
ゼロからはじめる建築知識 05木構造
山辺豊彦